FX 資金管理 やり方

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【初心者向け】FXの資金管理のやり方を徹底解説|負けないトレーダーになるための基本ルール

FXで勝つより大切なのは「資金を守ること」

FXで長く勝ち続けている人には共通点があります。
それは「資金管理を徹底している」ということ。

どんなに優れた分析力を持っていても、資金管理ができていないと
たった1回の大損で退場することになります。
FXで生き残るためには、まず「資金を減らさない」仕組みを作ることが最優先です。


資金管理の基本3原則

① 1回のトレードで失う金額を決める

FXでは、トレードスタイルによって異なりますが「最大ドローダウンを口座残高の20%以内」に抑えるのが基本です。
たとえば、資金が10万円なら、最大ドローダウンは最大20,000円までに設定します。

✅ ポイント
1回1回の取引の結果に固執せずに、最大ドローダウンを資金の20%に抑える


② ロット数を計算してからエントリーする

損失を20%以内に抑えるためには、ロット数の計算が欠かせません。

例)口座資金:10万円、許容最大損失:20,000円、勝率50%、平均負けpips:20
→ 10回の取引で最大5連敗が予測されるトレードスタイルなら
→ 20,000=20×5×0.01×ロット数からロット数=20,000

(最大ドローダウン=平均負けpips×最大連続負け回数×0.01×ロット数)

このように、「どのくらいの損切り幅かつ、最大連続負け回数、平均負けpipsなら何ロットで入れるか」を事前に決めましょう。


③ 損切りラインを必ず設定する

「もう少しで戻るかも」と損切りを遅らせるのは、初心者が最もやりがちなミスです。
FXで生き残る人は、エントリーと同時に損切りラインを決めておく人です。

✅ ルール例

  • エントリー前に損切りラインを設定
  • エントリー後は変更しない
  • トレードの結果に関わらず、トレードを記録し、検証する

初心者がやるべき資金管理のステップ

ステップ1:資金を3つに分ける

FXの資金は次のように分けて管理するのがおすすめです。

資金の種類内容
運用資金実際にトレードに使うお金
予備資金想定外の損失時に補填できるお金
生活資金絶対にFXに使ってはいけないお金

生活資金を使うと、冷静な判断ができなくなり感情トレードに陥ります。


ステップ2:週単位・月単位で収支を管理する

トレード履歴を残して、勝率・損益・1回の平均損失を定期的に確認しましょう。
資金管理は一度設定して終わりではなく、「管理を続けること」が大切です。


ステップ3:勝ち負けより「再現性」を重視する

「たまたま勝てた」よりも、「同じルールで繰り返し勝てる」ことが重要です。
資金管理を徹底すると、損失を抑えながらトレードルールの精度が上がります。


よくある資金管理の失敗例

失敗パターン結果
1回で取り戻そうとしてロットを上げる口座が一気に減る
損切りを入れない大損の原因になる
ナンピン(買い増し)を繰り返す破綻リスクが高まる
生活費まで使う精神的に追い詰められる

資金管理を助けるおすすめツール

  • FX会社の取引アプリ(自動ロスカット設定が便利)
  • ExcelやGoogleスプレッドシート(トレード記録の分析に最適)
  • Myfxbook・TradingView(資金推移の可視化に役立つ)

まとめ:資金管理は「勝つための技術」ではなく「生き残るための技術」

FXで勝ち続けるために最も大切なのは「守る力」です。
知識やテクニックよりも、まず資金を失わないルール作りを意識しましょう。

💡勉強・分析・メンタルよりも先に、
「資金管理を仕組み化する」ことが、プロトレーダーへの第一歩です。


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