ローソク足（Candlestick）は価格チャート上で使用される一種の技術分析手法であり、価格の動きをグラフィカルに表現する方法の一つです。
ローソク足チャートは、1つのローソク足が一定期間の価格動向を表します。
ローソク足は実体（始値,終値）とヒゲ（高値,安値）の4つの要素からなります。
赤色のロウソク足が陰線
緑色のロウソク足が陽線
ローソク足の実体（Body）
ローソク足の実体は、始値と終値の価格レベルを表します。
ローソク足の本体が上昇している場合は、「終値が始値よりも高いことを示し、価格が上昇したこと」を示します。
ローソクの本体が下降している場合は、「終値が始値よりも低いことを示し、価格が下落したこと」を示します。
ローソク足のヒゲ（WickまたはTail）
ローソク足のヒゲは、始値から終値までの間にある最高価格（高値）と最低価格（安値）までの価格のレベルを示します。
ロウソク足の実体よりも上部のヒゲは最高価格を、下部のヒゲは最低価格を表します。
これらのヒゲは価格の変動の範囲を示し、ローソク足の本体の始値と終値の間の価格の動きを表します。
まとめ
ロウソク足を時系列にまとめて表示したものをローソク足チャートと呼びます。
ローソク足チャートを使用することで、価格の動きやトレンドの変化、サポートやレジスタンスのレベル、逆強弱のシグナルなどを視覚的に把握することができます。
ロウソク足だけを見てトレードする方もいらっしゃるくらいに有用な分析ツールですので、ロウソク足の理解を深めて、ご自身のトレードにご活用ください。
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