【保存版】FX初心者でもわかるチャートの見方|勝てるトレードに変わる基本とコツ
FX初心者が最初に覚えるべき「チャートの見方」とは?
FXのチャートとは、通貨の価格変動をグラフで表したものです。
チャートを読む力をつけると、
- 「今は買い時か、売り時か」
- 「上昇トレンドなのか、下落トレンドなのか」
がわかるようになります。
✅ チャートを読めるようになる=感情に流されず根拠あるトレードができるようになる。
FX初心者がまず覚えるべき3つのチャートタイプ
① ローソク足チャート(基本中の基本)
FXの世界で最も多く使われているのがローソク足チャートです。
1本のローソク足には、4つの価格情報が含まれています。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 始値(はじめね) | その時間の最初の価格 |
| 終値(おわりね) | その時間の最後の価格 |
| 高値(たかね) | 最も高かった価格 |
| 安値(やすね) | 最も安かった価格 |
- 陽線(赤):上昇を示す
- 陰線(青・黒):下落を示す
🔍 例:陽線が続いていれば「上昇トレンド」のサイン。
② ラインチャート(全体の流れをつかむ)
終値だけを線でつないだシンプルなチャートです。
細かい動きを省き、大きな価格の流れをつかみやすいのが特徴。
初心者が「相場の方向感」をつかむ練習に最適です。
③ バーチャート(海外トレーダーに人気)
4つの価格情報を縦棒で表現します。
やや視覚的にわかりにくいため、日本ではローソク足が主流です。
チャートの時間足を理解しよう
チャートには「時間の区切り方」があり、これを時間足と呼びます。
| 時間足 | 特徴 | 向いているトレード |
|---|---|---|
| 1分足・5分足 | 細かい値動きを確認できる | スキャルピング |
| 15分足・1時間足 | 短期の流れを把握できる | デイトレード |
| 4時間足・日足 | トレンドを大きく捉えられる | スイングトレード |
✅ ポイント:短期足だけで判断せず、4時間足や日足で全体の流れを確認すること。
【基本の3ステップ】FXチャートの見方・分析方法
ステップ1:トレンドを把握する
まずは「今、上昇トレンドか下降トレンドか」を判断します。
- 高値と安値が切り上がっている → 上昇トレンド
- 高値と安値が切り下がっている → 下降トレンド
- 横ばいで推移している → レンジ相場
💡 初心者はトレンドに逆らわず、「順張り(トレンドに乗る)」を意識。
ステップ2:サポートライン・レジスタンスラインを引く
価格が反発している2点に水平線を引きます。
| ライン名 | 意味 | 役割 |
|---|---|---|
| サポートライン | 下値支持線 | 価格が下げ止まりやすい場所 |
| レジスタンスライン | 上値抵抗線 | 価格が上がり止まりやすい場所 |
この2本のラインで「買い・売りのタイミング」を判断しやすくなります。
ステップ3:移動平均線でトレンドの強さを確認
移動平均線(MA)は、一定期間の平均価格を線で表したもの。
トレンドの方向や強さを視覚的に判断できます。
- 短期線が長期線を上抜け → 上昇サイン(ゴールデンクロス)
- 短期線が長期線を下抜け → 下降サイン(デッドクロス)
💡 よく使われる期間設定:
- 短期線:5〜10日
- 中期線:25日
- 長期線:75日
初心者がやりがちなチャートの見方の失敗例
| 失敗パターン | 原因 | 改善策 |
|---|---|---|
| 1分足だけで判断する | 大局が見えない | 日足・4時間足も確認 |
| 感覚でエントリー | 根拠がない | トレンド+ラインで判断 |
| 指標発表直前に取引 | 価格が乱高下する | 経済カレンダーで予定を確認 |
チャート分析をうまく活かすコツ
- 「利益が出せるところ」よりも「負けにくいところを探す」意識を持つ
- すべてのチャートパターンを覚える必要はない
- 繰り返せない(ルール破り)の1回の利益を追い求めるのではなく、何回でも繰り返せるトレードをする
チャート分析の目的は「未来を完璧に予測する」ことではなく、
「負けにくいところでトレードする」ことです。
まとめ:チャートを読めばFXが“運まかせ”ではなくなる
チャートの見方を理解すると、
「なんとなくのトレード」から「根拠ある判断」へ変わります。
初心者はまず以下の3つをマスターしましょう。
- ローソク足で値動きを読む
- トレンドとラインを確認する
- 移動平均線で方向を確かめる
この3ステップを意識するだけで、
トレードの精度と安定感が一気に向上します。

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