はじめに
「FXはルールを守れば稼げる」とよく言われます。
しかし実際には、「きちんとルールを守っているのに利益が出ない…」という人もいれば、「ルールを破って大損してしまった」という声もあります。
本記事では、ルールを守っている人・破ってしまう人、それぞれの失敗原因と改善策を分かりやすく解説します。
ルールを守っているのに稼げない人の特徴と対策
■よくある原因とその対策
- トレードルールが現行のチャートで利益の出るルールではない
過去の相場環境で検証した「利益の出るトレードルール」を遵守しても利益が出ない場合、トレードルールの見直しやアップデートが必要です。もう一度直近1年を重点的に検証して、トレードルールをアップデートしましょう。 - トレードルールの習熟度が低い
いつでもどんなときでもトレードルールを守ってトレードができるように、練習しましょう。過去トレを繰り返して、トレードルールの運用の習熟度をあげましょう。
ルールを破って失敗する人の特徴と対策
■よくある原因とその対策
- 感情的な売買
そもそも正常な思考ができない状態(体調が悪い、感情が乱れている)ときにはトレードをしないルールをつくりましょう。 - ポジポジ病
ポジポジ病とは、「トレードしないとチャンスを逃してしまうという恐れから、トレードを過剰にしてしまうこと」。そのため「トレードのチャンスはいつでも来る(待つも相場)」と信じましょう。そのチャンスを待って、トレード回数を減らすことで利益を残すことができます。(1回のトレード手数料もバカにならない)具体的に、「チャートを見る時間」「1日のトレード回数の上限」を決めてルールにしましょう。 - リスクある博打トレードをしてしまう
これに関しては人間の避けられない本能(リスクを冒してしまうという本能)です。そのためトレードルールだけでは防げない可能性があるため。わざわざ意識して(時間とお金を使ってでも)トレード以外のところで、リスクを冒す行動をとりましょう。(例えば、知らないお店に入る。知らない人と会話してみる。やったことのないことに挑戦する)こうすることで、投資でリスクを取ってする行動(ルール外のトレード)がなくなります。
まとめ:自分の課題を把握し、改善を積み重ねよう
FXで稼げない理由は、大きく2つ「ルールを守る・破る」に分類されます。
どちらのケースにも共通しているのは、あらかじめルールに落とし込むことで対策できます。
ただすべてを事前に対策してルールにすることはできません。そのため日々のトレードの行動を売買日誌につけて観察してください。
観察して、対策をルールに落とし込んで。
成功するトレーダーがしていることを実践して、やっていないことを排除しましょう。
最後に時間と空間を越えて稼ぐことで、「好きな場所で好きな人と好きなことを好きなだけ」できる生活を送れることを祈っております。
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